不動産営業 やめたい

(不動産営業をやめたいと思ったら、転職前に知っておくべきことをご紹介!)

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不動産売買営業マンの転職活動

【不動産営業をやめたい人へ】あるあるな退職理由5個と転職前に知っておくべきこと

  • 不動産営業を辞めたい…
  • 辞めるタイミングはいつが最適?
  • 転職活動で退職理由を質問されたらどう答える?
  • 不動産営業の経験を活かせる転職先の候補は?

この記事を読んでいるということは、不動産営業をやめたいと思ってますね。

「せっかく今まで頑張ってきたのに本当にやめちゃって良いのかな?」と不安に思っていませんか?

では、あなた以外で不動産営業をやめたいと思っている人はどんな理由でやめたいと思っているのでしょう。

この記事では不動産業界歴23年の元不動産会社社長が、不動産営業をやめたい人のよくある退職理由を5個紹介します。

そして、やめたいと思った時の対策方法と転職した方が良い人の特徴もご紹介します。

不動産営業をやめたいと思っている方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事を書いた人

不動産業界23年目の仕入れ営業マンです。大学卒業後に上場マンションデベロッパーで4年間営業の基礎を学んだ後、不動産ベンチャーに転職。中古不動産のリノベーション販売の部署を立ち上げ、社長として売上20億円までに成長させるも体調を崩して社長退任。現在は従業員300人の総合建築企業の不動産部門で開発用地などの仕入営業マンをやってます。

>>不動産営業マンは「ブラック落ち」に注意

 

【不動産営業をやめたい】あるあるな退職理由5個

不動産営業 やめたい

(不動産営業をやめたい…あるあるな退職理由5つ)

 

私が最初に入社したのはマンションデベロッパーで今でこそ上場企業ですが、当時はイケイケなブラック企業でした。

その後、転職した不動産ベンチャーは不動産業界を変えてやろうという想いで立ち上げた会社でしたが、

ここもイケイケな不動産屋文化が残るパワハラ体質の会社でした。

23年間不動産業界で働き、様々な人が入社しては退職していくのを見てきました。

不動産業界で多いあるあるな退職理由をあげていきます。

 

1. 上司や先輩のパワハラに耐えられない

「パワハラ上司に耐えられません」

パワハラは不動産業界では日常茶飯事です。

「何でこんなこともできないんだっ!」
「お前に仕事を教えてる暇はない!」
「バカ!死ね!」

こんな怒号が毎日飛び交っています。

不動産会社は営業会社が基本です。

上司になるのは営業能力があり、優秀な営業成績を挙げた人になります。

しかし、営業能力が高いから良い上司だとは限りません。

また、実力主義の不動産会社では営業成績がよければ何をしてもいいという風潮があります。

逆に「営業が出来ないやつは人間じゃない」ぐらいの扱いを受けます。

優秀な上司が少ない不動産会社はパワハラが原因で辞めていく人が多くいます。

 

2. 営業ノルマで精神的ストレスが限界

「営業ノルマを上げ続けられません」

不動産営業にノルマはつきものです。

ノルマをクリアすれば何も言われませんし、お給料もたくさんもらえます。

しかし、ノルマを達成できないときは大変です。

ノルマを達成できずにいると、何時間も説教されガン詰めされることになります。

またガン詰めされるという恐怖心におびえながら月末を迎えなければなりません。

このストレスに耐えられず辞めていく人は多くいます。

 

3. お客様は神様…迷惑なクレームに耐えられない

「もうあんなクレーマーの対応はできません」

不動産業界はクレーム産業ともいわれます。

扱う商品が高額なので仕方ない部分もありますが、クレームを受けていい気はしません。

クレームの連絡は休日にもかかってきて、中には「今すぐ、来い!」みたいな迷惑なクレームもあります。

しかも、不動産は契約が終わった後にもお客様とお付き合いしていくので、

相手が迷惑なクレーマーの場合でもずっと対応をしなければなりません。

お客様は神様と言っても、迷惑な神様に耐えられなくなる人もいます。

 

4. 体育会系の社風が合わない

「こんな軍隊みたいな会社はイヤです」

不動産会社は超体育会系の会社です。

私が最初に勤めた会社は体育会系を通り越して軍隊のような会社でした。

  • 上司には「はい」しか言ってはいけない。
  • 上司がタバコをくわえたらすぐに火をつける。

体育会系で育ってきたからまだ耐えられたものの、そんな会社おかしいですよね。

不動産会社の体育会系の社風に耐えられない人は辞めていってしまいます。

 

5. 休みが不定期で土日出勤や残業も多い…

「休みが取れず、家族から転職するようお願いされています」

不動産会社は土日出勤で平日休みが基本です。

また、商談や契約が夜遅くなることも珍しくありません。

不動産営業スキルが高くなれば、ある程度時間のコントロールができるようになります。

しかし、基本的にはお客様の都合に左右されてしまうので残業が多く、

休みは不定期になりがちです。

子供がいるご家庭だと、子供と一緒にいる時間がなかなか取れません。

私も子供たちと遊びに行く約束をよくドタキャンして怒られましたし、ご家族から転職するように言われてしまう人も多くいました。

>>不動産営業マンは「ブラック落ち」に注意

 

不動産営業をやめたい/もう耐えられない状態の人の対処法

不動産営業 やめたい

(不動産営業をやめたい、耐えられないと感じた時の対処法は?)

 

1. 最低一年は続けよう

「不動産営業は自分に向いていないかも」と思って辞める人がよくいます。

不動産営業はそんなに簡単な仕事ではないので、すぐに結果が出るものでもありません。

仕事内容によっては結果が出るのに数年かかるような職種もあります。

ですので、不動産営業は最低でも一年は続けましょう。

 

不動産営業に向いてないと思っても成功できるかも?

この人は不動産営業向いてないなと思ったような人が数年続けたらトップ営業に変身した!というような場合もあります。

私も新入社員で「お前は不動産営業に向いてない」と言われながらも、2年目から急に契約が取れるようになりました。

不動産営業のツボやコツを掴んでしまえば、安定して成果を残すことができます。

 

2. みがくべきは不動産知識よりコミュニケーション能力

「不動産の知識がなくて契約が取れない」と感じている方もいると思いますが、

不動産営業に必要なのは「コミュニケーション能力」です。

不動産の知識は続けていればイヤでも覚えられます。

お客様にどんなニーズがあるのかを聞き出す能力や本音を聞き出すコミュニケーション能力の方がはるかに必要です。

不動産営業スキルは、一度身に付ければ一生使える宝になります。

 

資格の勉強をしても営業の結果は出ない

営業の結果が出ないからと言って、資格の勉強をしても結果は出ません。

売るものが変わったとしてもその経験とスキルは他でも十分に生かせます。

そして、「コミュニケーション能力」は学びや訓練で誰でも身につけることができます。

資格の勉強に逃げてはダメです。

「人見知りで口下手」だった私が不動産業界に長くいられるのだから間違いありません。

 

3. 転職も選択肢に入れよう

今いる会社の環境があなたが求めるものと明らかに違う場合は、環境を変えて転職するのも選択肢の一つです。

例えば以下のような場合は転職をした方が良いかもしれません。

 

職場の人間関係が苦痛

不動産業界のみならず「人間関係の悪化」が一番の転職理由です。

上司のパワハラや同僚との人間関係の苦痛などがある場合、相手を変えることはできません。

さっさと転職してしまうのがいいですよ。

 

固定給が低すぎて生活できない

不動産営業の給与形態は会社によってさまざまです。

完全歩合の会社もあれば、固定給だけの場合もあります。

固定給が低すぎる、歩合が少なすぎるといった理由で生活が苦しいのであれば、

新たな会社での活躍を考えた方が良いかもしれません。

不動産会社は営業マンを使い捨てのように使う会社も少なくなく、給料が不当に安いケースもよく見られます。

そんな会社ならとっとと転職してしまいましょう。

 

ワークライフバランス型の働き方

バリバリ稼ぐよりも、自分の趣味の時間や家族との時間を大切にしたいという方もいると思います。

中小不動産会社やベンチャー不動産会社で労働環境が悪く、自分の時間の確保が難しいなら、

労働環境の整った大手不動産会社などホワイトな会社への転職がいいかもしれません。

 

きびしい不動産営業から緩めの別業界の営業へ

不動産営業はどうしても無理という方は不動産営業にこだわる必要はありません。

別業界でもっとゆるい営業に転職してもいいと思います。

不動産営業で学んだことや経験したことは必ずべつ業界の営業でもプラスになると思います。

>>不動産営業マンは「ブラック落ち」に注意

 

まとめ

不動産営業 やめたい

(不動産営業をやめたいと感じたら、転職を考えるのも良いですよ!)

 

不動産営業をやめたい理由は人それぞれです。

会社や職場環境が悪い場合や、不動産営業という仕事があなたに合っていない場合もあります。

私は体調を崩して転職を経験しました。

体調のことを考えるとハードに働くことはできないので、

現在は固定給でノルマに追われないようなストレスの少ない環境の職場です。

給料は減ってしまいましたが今の環境の方が自分には合っていると思うので、転職してよかったと思っています。

今の職場で続けるのがいいのか、もしくは転職を考えた方が良いのか、

ここでご紹介した対処法を参考にしてもらいたいと思います。

>>不動産営業マンは「ブラック落ち」に注意

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